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カテゴリ:雑感(20件ごと)

モーニング巡りの理想と現実(雑感20)

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雑感その20です。

■モーニング巡りの理想と現実

内容的に雑感でなくなってきた雑感も、早や20件目。
雑感はブログの記事20件ごと、という形にしているため、
記事数も400、食べ歩いたお店の数も400という事になります。

何ごとにも「理想と現実」というのはつきもので、
モーニング巡りについてもそれは例外ではありません。
あちこち出掛けてあれこれお店を回っていると、
「こういう時こうだったらいいな」と思う事も増えてきます。

とは言え、「理想」と「現実」は違うもの。
キリのいい400件&20件目という事で、ある意味記念の雑感とも言える今回、
今まで特に語らずにいた裏話暴露的な要素も含め、
漫画を交えて「モーニング巡りの理想と現実」としてまとめてみました。

■理想(出発編)
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ケンって誰。
モーニング巡りするにあたり、日が昇ってからのんびり優雅に起床、
お付きの者に車を運転して貰って連れを伴い出発…というのは理想ですが、
当然お付きの者などいるわけもなく。
たまに連れがいる事もありますが、基本的に一人です。
回る範囲の広さから、「県北担当朝子」「備後担当朝子」など、
“朝子複数人説”があったとか無かったとか。
全て、私自身がドタバタ回ってモリモリ食べております。
暇人バンザーイ!

■現実(出発編)
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目的地への移動は、公共交通機関と車、半々くらいです。
夏場はともかく、冬場の早朝(あるときは始発)、寒く真っ暗な中、
モーニングのためだけに駅に向かうのは結構なアホ感があります。
同じ時間帯に駅にいる人も多いのですが、
「ククク…まさかモーニングを食べるためだけにこんな時間ここにいるとは誰も思うまいて」
と一人悦に入ってみたり。

■理想(実食編)
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頭数が欲しいと思うのは、やはり何種類もモーニングがあるお店に入った時です。
胃袋にはそれなりに自信がありますが、一日にそうそう何店も回れませんし(回るけど)、
複数のモーニングを一人で頼んで、お店の方に「このヒト何者?」という目で
見られるのもなるべく避けたいところ(頼んだ事あるけど)。
モーニングの種類がやたらと多い福山の喫茶店に行くと、
「このお店をキャンキャン言わせるには6人くらいいないと無理…」と頭を抱えます。

■現実(実食編)
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お店によっては、コーヒーに加えて、味噌汁、オレンジジュース、食後のお茶、など水モノが多い事も。
完食が原則なので、そういったお店を二軒でも回るとお腹が水分でダボります。
水分もですが、やはり胃袋の容量というのにも限界があります。
野菜の量が多くても大して満腹感に影響はありませんが、
炭水化物の親玉、トーストはそうはいきません。
一軒目のモーニングでいきなり超厚切りトーストが登場したりすると、
厚切りトースト好きな私としては「厚切りだ!」と嬉しい半面、
「今日の私(胃袋的に)終わったーー!!」と動揺を隠せなかったり。

■理想(食後編)
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じいや「朝子さま、着きましたよ」
朝子(仮)「あら、うっかり眠っちゃったわ…」
実際は目をシオシオさせながら自ら運転、
もしくは人目を気にしつつ電車でウトウトといった感じです。
遠出する際、「ある程度喫茶店を回ったら名物を食べて帰ろう」といつも思ってるのですが、
「まあ次でいっかー!」の繰り返しで今に至ります。
「ある程度」はいつ来るのやら。

■現実(食後編)
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ここまで顔には出しませんよ(当たり前だ)。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」と某先生がおっしゃってましたが、
諦めたくなくても11時になったらモーニングは強制終了です。
世間一般では、11時はランチスタートの時間かもしれませんが、
私にしてみると「やばい!モーニングが終わる!」というハラハラタイム。
10時50分あたりに入店しても断られる事もあるので、10時30分までにはカタ(?)をつけたいところ。
効率の良く無駄のない移動と時間配分、それでやってるのがモーニング巡りて。

そもそも、今回の雑感を漫画チックにしてみようと思ったのは、
文章だと引かれそうな「ハシゴ」「始発出発」などをマイルドに表現できるのでは?
と思ったのがきっかけです。
マイルド以前に、別方向にやらかした感はありますが、生温かく見守って下さると助かります。
「こんなヤツぁいねえよー!(※ケン)」とセルフ突っ込みしつつ描くのは楽しかったです。
名前は、ケンでもジョニーでもアンドレでもカンドレでも何でも良かったのですが、
二文字だと吹き出しに納まりが良かったもんで。
全体的なイメージとしては、「ガラスの仮面」あたりの少女漫画ムードを出したくて、
そういう絵柄にしたかったのですが、なかなか難しいですね。

ちなみに、作中の「朝子さん」はあくまでイメージ画ですのでご了承願います。
以上、「モーニング巡りの理想と現実」でした。 

モーニングのフレンチトースト(雑感19)

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雑感その19です。

■モーニングのフレンチトースト

フレンチトーストがお好きな方は多いのではないでしょうか。
甘いもの、塩味のもの、色々バリエーションはありますが、
基本的に卵と牛乳を混ぜたアパレイユ(卵液)をパンに染みこませ、
フライパンで焼き上げたものがそう呼ばれます。
プレーンなタイプはもちろん、トッピングやソースで華やかに彩った、
デザートタイプのフレンチトーストもよく見かけるようになりました。
もともと、ヨーロッパでは古くから食べられていた料理のようですが、
「フレンチトースト」の語源は諸説あるようです。

日本でも、レストランはもちろん、家庭の朝食としてもお馴染みですね。
お店のモーニングとして提供される事もありますが、
パンをトーストするだけに比べると手間がかかるため、
「どこのお店でも見かける」とは言いがたいです。
個人的には、「ちょっと豪華な特別な朝食」のイメージのフレンチトースト。
今回の雑感では、モーニングで食べられるお店をまとめてみました。
※お店名のリンクは、当ブログ内記事へのリンクです。

紙屋町「広島アンデルセン」
モーニングフレンチトーストセット 756円
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広島アンデルセンにもフレンチトーストのモーニングがあります。
公式サイトの画像を見た時はバゲットの輪切りかと思っていましたが、
使用されているのは「ロイヤルバンズ」というふんわり系のパン。
大きさも厚みもかなりあります。
アパレイユも8割方染み込んでおり、パンの白い部分はあまり残っていません。
焼き上げたフレンチトーストの上にグラニュー糖を散らせ、
バーナーで炙って焦げ目をつけ、粉糖をまぶしてミントを乗せてあります。
卵の割合が多いのか、中もしっかり火が通って固まってます。
味付けそのものはシンプルで、卵とミルクの風味で勝負といった感じ。
添えてあるのはジャムとシロップです。

落合「Wind of Peace Cafe(ウインドオブピースカフェ)」
フレンチトーストモーニング 700円
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安佐北区のカフェ、色々種類が豊富なモーニングの中の一品です。
厚切りのふんわりしたパンを手早くアパレイユに浸し、
バターで香ばしく焼き上げてメープルシロップが絡めてあります。
染みレベルはほぼ表面のみ、1割程度の染み具合ですが、
パンがとにかく柔らかくふわふわなので、これはこれで美味しいです。
甘さもしっかり目でコーヒーとよく合います。
どちらかと言うとデザートタイプかな。

十日市町「喫茶めくる」
フレンチトーストモーニング 880円
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十日市町にあるほっこり系喫茶のモーニングです。
しっかりした生地の山型のパンに、ラム酒がきいたアパレイユが染みこませてあります。
乗せてあるクリームは、熱さでみるみる溶け落ちて液体に。
シロップはサラッとしたあっさりしたものが添えてあります。
パンの生地が、ナイフとフォークで引っ張ってもぐぐっと抵抗を感じるくらいの
引きの強さで、裂けるチーズを彷彿とさせます。
染み具合は5割程度。
フレンチとトースト自体の甘さは控えめなので、シロップをかけて食べてもいいし、
横のベーコンを乗っけても美味しいです。

八幡東「cafe Pucchino(カフェ プッチーノ)」
フレンチトーストセット 750円
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五日市、駅から少し離れた北側にあるカフェのモーニングです。
5枚切りくらいのパンをアパレイユに浸し、焼き上げてシナモンと粉糖がまぶしてあります。
染み具合は7割位かな?多少パンの白い部分が残ってます。
シロップは添えてありませんが、そのまま食べられる程良い甘さで、
表面にところどころ、カリカリした箇所があるのがアクセントになって美味しい。
シナモンの香りと、生地からはバニラの香りがほんのりします。

福山市「ボギィ」
フレンチトーストモーニング 700円
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福山の、コーヒーとカレーの専門店のモーニングの中の一品。
6枚切りくらいの厚さの大きな山型パンが、さらに一口サイズにカットされています。
染み具合はほぼ10割の染み染み具合。
染み染みですが、べったりした柔らかさでは無く、ふんわり焼けて柔らか。
甘さは控えめなので、添えてあるポーションシロップをかけて丁度良いくらい。
8切れ(9切れ?)と量もたっぷりなので、満足感もあります。

他、当ブログ内のフレンチトーストモーニングへのリンクです。

尾道市「カフェ ロイド」
尾道の喫茶店で出てくる、極厚かりふわフレンチトースト。
トーストのモーニングと価格が同じなのは珍しいです。

緑井「喫茶たけうち」
レトロな喫茶店の、懐かしオカン系フレンチトースト。
デフォルトのモーニングがフレンチトーストなのは今のところこのお店だけです。

フレンチトーストひとつとっても、それぞれタイプが違っていて面白いなぁと思います。
冒頭にも書いた「フレンチトーストが好き」について。
私個人は、フレンチトーストについては好きでも嫌いでもなく「普通」です。
「じゃあ何故まとめた!」と突っ込まれそうですが、
「自分でも好きかどうかよくわからん」からこそ、まとめてみたくなったというか。
今は「なんかフレンチトーストも良いかも…?」という感じでしょうか。
お店でも積極的に注文しないため、ブーム以降お店で見かけるようになった、
「バニラの香りのアパレイユをブリオッシュに染みこませて、フルーツうんたらかんたら」
といった雰囲気のフレンチトーストは食べたことすら無いという。
そもそも普段「アパレイユ」なんて使わんし言わんし。
もう汁でいいじゃん汁でー!

ホットサンドよりメニュー登場率が低い、ある意味貴重なフレンチトーストのモーニング。
今後もチラチラと気にしていきたいと思います。
以上、「モーニングのフレンチトースト」でした。

県外モーニング 米子編(雑感18)

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雑感その18です。

■コーヒー激戦区となった鳥取

2016年初頭、総務省の家計調査である事柄が判明しました。
「一般家庭が昨年一年間にコーヒー購入に当てた平均額」で、
全国の県庁所在地、政令市系52市で鳥取市がトップになった、というものです。
「スタバは無いけど…」で一躍有名になった「すなば珈琲」をはじめ、
豪コーヒーチェーン店「MuzzBuzz」の日本初のドライブスルー店舗出店など、
鳥取のコーヒー業界が熱い状況になっているのは確かなようです。

また、山陰地方には歴史ある喫茶店が多いという話も耳にします。
米子に行く機会があったので、「米子モーニング」を探しつつ、
米子コーヒー事情についてお店の人に聞いてみることにしました。

■アパートメント喫茶■
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米子の駅前から北西に抜ける大通り、28号線の一本裏通り側にある喫茶店です。
喫茶店というよりは、カフェのようでもあり。
外装も内装も緑が基調で、お洒落はお洒落なのですが、
「オシャレっぷりご覧ください!」な押し付けがましさが無いので、ゆっくりできそうです。
若い女性お一人で切り盛りされているようです。
入り口入ってすぐ、カウンター席とキッチン、奥にテーブル席、という配置になってます。
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モーニングは三種類あり、トースト二種、自家製グラノーラのラインナップ。
画像はバタートーストモーニングのマーマレード乗せ(イチゴも選択可能)。
3.5枚切りくらいの厚さのトーストは、外側サクサク中ふんわりで美味しいです。
サラダのドレッシングもすっきりした自家製味。
卵はクレイジーソルトのような、スパイスとにんにくの風味がしました。
コーヒーはハンドドリップで、豆がたっぷり使われた感じで美味しい。

お店の方に「最近は鳥取、コーヒーが盛り上がってるんですよね?」と
話をしてみたところ、「あ~」と頷きつつほんの少し苦笑い。
米子も、少し前に古いお店が相次いでお店を閉めたりで、
一旦盛り下がった感があったものの、また最近は復活の気配を感じているとか。
「いい雰囲気の喫茶店も多いですよ」と、地元誌なども見せて頂きました。
山陰モーニング特集が載っている号もあったので、それをめくりつつ、
広島のモーニングには味噌汁がつくネタを振ってみましたが、
お店の方「名古屋なんかもドリンク代だけで色々ついてくるんですよね~」
いや!名古屋じゃ!名古屋じゃなくて!

鳥取県米子市明治町208-2 七福ビル1F 0859-21-0750
バタートーストモーニング 500円 キャラメルナッツトースト 600円
自家製グラノーラモーニング 620円 11:00まで
7:30~19:00 定休日 日曜日

■洋燈(らんぷ)■
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元「やよい百貨店」の建物がある裏側、出雲街道沿いにある喫茶店です。
創業昭和43年、50年近い歴史を誇る老舗。
パッと見、営業中かどうか解りにくいのですが、入り口が開け放たれ、
「営業中」の小さな札が下げられているので入ってみることに。
店内は意外に小じんまりした感じで、カウンター席とテーブル席があり、
ご年配のマスターがお一人で忙しく動き回っています。
厨房左に、喫茶店でよく見かけるガラスケースの冷蔵庫があったのですが、
中にはゴロゴロみっちり、大量に大きなメロンが入っており目を引きます。
品種的にはハネージュメロンかな?
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モーニングは何と14種類。
メニューを見て固まるあたくし。
どれが、いわゆる「トースト&サラダ&卵」かわからーん!
Gの「タマゴ トースト サラダ」かな?と思いつつ聞いてみたら、
マスター「それはつぶした卵が乗ったトーストだよ」
つまり「タマゴ・トースト・サラダ」じゃなくて「タマゴトースト・サラダ」でした。
よく見ると、「ドッグ」や「サンド」は別として、「トースト」とつくものは
トーストの上に何が乗るかが違いのようです。
Cは「サラダロールパン」ではなく「サラダ・ロールパンorトースト」で、
こちらのモーニングで「トースト」を選択すると、スタンダードなモーニングになるとか。
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Cモーニングでトーストを選択したものが、画像の通り。
左のお皿が「サラダ」です。
メロンはサラダに入りますか?の質問が頭をよぎる、天晴れな盛りまくりっぷり。
キャベツは勿論、大根、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、きゅうり、コーン……。
ポテトサラダも手作りで、全体的に甘めの味付けがほっとする感じ。
トーストも、ほんのり甘い風味の良いパンがこんがり焼かれてて美味しいです。
コーヒーはしっかり味。

入り口のドアの表示は開店時間が7:30からになっていますが、
店頭の「モーニングタイム」の案内は7:00から。
ところが、マスターから見せて頂いた地元紙の店舗情報では開店が5:30に。
どれが正しいのか?と思いつつ聞いてみると、
マスター「朝は4:45くらいからやってるよ!」
私「よじー!(←さすがに驚いた)」
この近辺に市場でもあるのか!いや無いし!
これでほぼ無休というのですから、スパークしすぎなマスターを応援せざるをえません。
とりあえず、地元誌に載ってた「5:30開店」という事でメモりました。

鳥取県米子市冨士見町2-110 0859-32-3870
A ロースハムドッグ550円 B チーズトースト 550円
C サラダ、ロールパンorトースト 550円 D トースト 500円 他 11:00まで
5:30~19:30 無休(元日休み)

■珈琲屋 せつ■
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米子高島屋、すぐ横にある珈琲専門店です。
創業から42年になるという歴史あるお店です。
通りからほんの少し奥まった位置にあり、
落ち着いた色合いの窓枠から店内の明かりが漏れています。
入ってすぐ、少し低めの位置に飾られたカップが目に入ります。
穏やかな雰囲気のマスターとママさんが迎えてくれました。
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面白いのがテーブルで、焙煎した豆でお店の名前が描かれています。
また、テーブルの上には砂糖とは別に、カラフルな金平糖が詰まったビンが。
コーヒーを飲みつつ金平糖をつまむ、というのも楽しいですね。
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「以前はやっていなかった」というモーニングがこちら。
普通のロールパンの倍くらいはありそうな大きなロールパンは、
中まで熱々ふかふかに温められており、風味が良くて美味しいです。
卵は、目玉焼きというか、コーンの卵とじのような感じ。
ウインナーが添えられてます。
サラダはシンプルにオーロラソースがかけられたもの。
サイフォン抽出のコーヒーは、コクがあってまろやかで、
ノドにくっと来る感じがあって美味しいです。

こちらのお店、珈琲豆は自家焙煎だそう。
お店の外はもちろん、中のメニューにも「自家焙煎」表記が無いので、
話を聞くまで気付きませんでした。
自家焙煎のお店は大抵どこも「自 家 焙 煎(バーン)」というアピールがあるので、
この奥ゆかしい感じは新鮮ですね。
「前はこのあたりにも自家焙煎の珈琲屋さん、結構あったのよ」と、ママさん。
米子の他のお店のモーニングついて聞いてみたところ、
「あまり他のお店の事は知らないの、ウフフ」との事でした。
さりげなく、広島のモーニングには味噌汁がつくネタを振ってみると、
「名古屋なんかも面白いモーニングが多いって言うわねえ~」
だから!名古屋じゃ!名古屋じゃなくて!

鳥取県米子市角盤町1-59 0859-32-6090
モーニング 620円 11:00まで
8:30~18:00 定休日 水曜日(祝日の場合営業)

当初の予定の「コーヒー&モーニング事情調査」からはかなり外れて、
いい感じのモーニング食べましたエヘ!で終了した感のある米子行脚。
ちなみに、米子に味噌汁つきのモーニングを出すお店があるのですが、
電話してみたら、店舗内工事中で臨時休業中でした。無念。

また機会があれば「県外モーニング&その土地のモーニング事情調査」を
やってみたいですね。
以上、「県外モーニング 米子編」でした。 

病院のモーニング その1(雑感17)

カテゴリ:
雑感その17です。

■病院のモーニング その1

規模の大きい総合病院には、病院内に食堂やレストランがある事が多いです。
病院によっては、ドトールやスターバックスなどのコーヒーショップがある所も。
外来の受付待ちなどで、朝早くから病院に行く人の姿も多いせいか、
食堂やレストランのメニューにモーニングを見つける事も珍しくありません。

モーニングがあると聞けば、どこからともなく沸いてくるあたくしといえども、
強引な付き添いやお見舞いだけでは、各地の病院に行くには限界があります。
「朝子さんはまさかモーニングを食べるためだけにこの病院に寄ったんじゃ!」
という突っ込みは心の中にしまっておいて下さい。

もともと、雑感ではなくそれぞれの病院で別々の記事にしようと思っていたのですが、
病院内レストランは業者委託が多いため、そこまで個性が無いので一つにまとめました。
独立した記事の「広島大学病院」の記事はこちら

■広島市民病院
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広島市中区にある総合病院です。
巨大な病院だけあり、売店はもちろん、ドトールにレストランと揃っています。
こちらのレストランは10Fにあり、広々としてロケーションも抜群。
お昼にはバイキングもあるようです。
食券販売機の横には食品サンプルまで並べられています。
開店が9:00~と遅めですが、1Fのドトールは7:30から開いてます。
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モーニングは一種類。
提供時間が9:00~10:00と短く、ある意味レアメニューです。
揚げ置きですが、フライドポテトがついてるのは珍しいですね。
ポテトサラダやスパゲティは、いわゆる濃い目の「スーパーの惣菜系」の味です。
山盛りの野菜にはあまり新鮮さは感じず。
ゆで玉子はまだ温かかったです。
コーヒーは作り置きの味。
トーストはサクっとして、こんがり香ばしい感じ。

「ボンルパ」や「あじろや」を運営している「ひろしま駅弁」の委託運営のようで、
味も比較的濃い目というか、それっぽい(?)味です。

■ラ・ヴィータ(広島市民病院東棟10F)■
広島市中区基町7-33
モーニング 460円 10:00まで
9:00~19:00(土日祝11:00~14:30)

■福島生協病院
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広島市西区、観音方面、平和大通りに面した場所にある総合病院です。
2015年の秋に新築移転しており、その際に食堂もリニューアルしています。
2Fにある売店の奥にあるので、少し解りにくいかも。
食券を購入してカウンターで渡す形になっています。
小さい食堂ですが、通りを見渡せるカウンター席もあります。
「ボンルパ」の名前の通り、市民病院と同じく「ひろしま駅弁」の委託運営です。
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モーニングは和洋あり、和食は10:00位からの提供とのこと。
同じ運営元の市民病院と同じでは?と思っていましたが内容が全然違いますね。
こちらは嬉しい事に味噌汁つきです。
ほんのり甘いロールパンは温められておりふんわり。
ポテサラはひろしま駅弁味。
コーヒーは作り置きかな~。
味噌汁は玉ねぎたっぷりで、豆腐とネギも入ってます
サラダのドレッシングはカウンターで三種類の中から選んで自分でかける形でした。

同じ系列ながら、市民病院との内容の違いが面白いなと。
味噌汁の玉ねぎの多さは、作っている人の
「私は、味噌汁は玉ねぎ入りが好きなのよっ!!(玉ねぎドバー)」
という気合いがそこはかとなく感じられました。
「ひろしま駅弁」委託運営のレストランや食堂は他にも結構あるのですが、
”食堂のオバちゃん”の匙加減で、違いがあるのかも?と興味が出てきました。
ポテサラの味は多分どこも一緒だと思います。

■ボンルパ(福島生協病院2F)■
広島市西区都町42-7
モーニング450円 和朝食450円(10:00頃から) 11:00まで
8:00~15:00(土曜日14:00) 定休日 日・祝

■広島赤十字・原爆病院
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中区千田町にある総合病院です。
2015年現在、病院が改築新築工事中で、
もともと2Fにあった同レストランが1Fに移り、リニューアルオープンしています。

当時からベーカリー併設で自家製のパンを提供していましたが、
流れはそのままに、作りが「喫茶店」らしくなっています。
入ってすぐ目に入るのが、右手にあるパンの陳列棚。
色とりどり、焼きたてのパンが並べられています。
店内も落ち着いた色合いの家具調度品で纏められ、大きな窓にはカーテンが。
言われなければ病院とは思わないかも。
内装もですが、ウェイトレスさんがピシッと白黒の制服を着ているのがいいですね。
エポカフードサービスという会社が委託運営しているようです。
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モーニングは和洋揃っており、画像は洋食モーニング。
待っているとコーヒーの豆を挽く音が。
パンは同レストラン内のベーカリーのもので、粘りもあるような独特の口当たり。
サラダの野菜はカラフルながら、ちょっと時間経った感じですね。
フルーツとして生のパイナップルがついてます。
ふわふわたっぷりのスクランブルエッグはマーガリンの香り。
ヨーグルトはプレーンなものに、ソースが乗ってます。
ソーセージはボイルしてあって柔らかい口当たりです。
カロリーは380kcal位で、塩分1.8gでした。
和食はちょっとカロリーが高く、さらに塩分が5.0gで、高血圧者お断り仕様。

子供の頃、お見舞いなどで日赤にはよく通っていたのですが、
その頃の食堂は地下にあって、いかにもな「食堂」でした。
そこで「クリームソーダ」を飲むのが楽しみだった事を、懐かしく思い出します。
あの頃のような素朴な病院食堂がどこかに無いものかー!(病院の本来の目的を忘れている)

■レストラン エポカ(広島赤十字・原爆病院1F)■
広島市中区千田町1-9-6
モーニング 550円 和朝食 550円(いずれも外税) 11:00まで
7:30~18:00(土日祝9:00~17:00)

■中電病院
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中区大手町、元安川沿いにある総合病院です。
企業立病院ではありますが、一般の受診も可能です。
入り口を入って少し奥に、軽食喫茶「ファウンテン」があります。
中に入ると、正面ガラス越しに中庭が見えます。
食券を買ったあとは、席で座って待っていると食券を取りに来てくれます。
内装は、全体的に白っぽいタイルや壁紙が使われており、
椅子やテーブルも比較的シンプルで「病院の食堂」ぽさあり。
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モーニングは一種類です。
トーストのパンは、しっとりして結構好きな味。
ハムで隠れてますが、ポテサラもついてます。
コーヒーはしっかりした感じの風味と味です。
"これに味噌汁を入れてしまったか"感のある器の味噌汁は、わかめとネギ入り。
ヨーグルトは、プレーンヨーグルトにブルーベリージャムが乗ってます。
キャベツの千切りは水にさらしてありますが、きゅうり共々切り立て感あり。
喫茶店ぽいというか、意外に手作り感のあるモーニングです。
ちなみにカロリーは432kcalです。

食券に印刷されている店名が「喫茶ファウンテイン」なのが気になりました。
その大事なところを間違えるか。みたいな。

■喫茶ファウンテン(中電病院1F)■
広島市中区大手町3-4-27
モーニング 460円 11:00まで
7:45~16:00 定休日 土日祝

以上、病院のモーニングその1でした。
一応"その1"にしましたが、その2があるようならまたまとめてみます。

モーニング巡りに関するトラブル(雑感16)

カテゴリ:
雑感その16です。

■モーニング巡りに関するトラブル

記事20件ごとに書いてきた雑感も、早や16件目。
何だかんだで300以上の喫茶店・カフェを食べ歩いてきた事になります。 
幸い、大きなトラブルが起きたことはありませんが、
大なり小なり予測できない出来事は起こるもの。
今回の雑感ではそのあたりをまとめてみたいと思います。

1.店が無い

下調べして行ってみたらお店が無かったり、閉店していたり。
トラブルとして一番よくあるパターンがこれでしょうか。
「喫茶店が同じ店名のマッサージ店になっていた」などまさかの展開も。
今は、ストリートビューなどネットで事前にある程度確認はできますが、
撮影時から数ヶ月~数年のラグがある事も多いので、
今現在の営業状況を確認できるか?というと、難しいところです。

別パターンとして「行ってモーニングを食べたものの、記事にする前に閉店」もあります。
なんかガラーンとしているな?と思いつつモーニングを食べ退店し、
次にお店の前を通ったら閉店、という事もありました。
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今回の雑感のモーニング画像は、閉店したお店、モーニングをやめたお店などのボツ画像です。
2.モーニングをやめている

意外に多く、遠出で振られた時の精神的ダメージが大きいのもこちら。
7時からモーニングをやっている、というネットの情報を基に行ってみたら、
開店時間が11時からになってて「えー!」とのけぞったり。
開店直後はモーニング営業があっても、しばらくしてから
モーニングを休止してしまうお店も珍しくありません(カフェ系に多し)。
「モーニング営業→モーニング休止→モーニング再開」というお店も何軒かありました。
カフェは、ブログなりSNSなりで情報発信を行っている事が多いのですが、
更新が滞っていて実際のお店に行くと営業時間が変わっていたパターンも。
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まさかの「冬場はモーニングをやめています」という事もありました。
カキ氷が夏場だけなのもわかります。
鍋焼きうどんや牡蠣料理が冬場だけなのもわかります。
冬場作れないモーニング、って何なのさー!

3.記事にしづらい

基本的に、当ブログでは私が行ったお店を味の良し悪し関係なく、
「モーニングがあるor朝食が食べられる」という点でまとめています。
ただ、ごくたまに「ブログを見てお店に行く人がいたら問題がありそう」
と感じたお店は記事にしない場合があります。
高齢の方でモーニング作りがなかなか進まなかったので私が手伝ったり、
マーガリンが酸化臭を放っていたり、トーストを口にしたら謎の刺激があったり、
「ノンダラヤバイデ」と嗅覚と視覚が拒否する飲み物が出てきたり。
何だかんだで、お店の人は普通にいい人だったりするので、
今日こうなのはたまたまかもしれない!(いつもかもしれない)と、お店を後にします。
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4.忘れ物・迷子

モーニング巡りの三種の神器として「メモ帳・ボールペン・カメラ」があります。
メモ帳とボールペンは忘れてもどうにかなりますが、
遠出したのにカメラを忘れてしまい、現役バリバリのガラケーで撮影したものの、
「何だこのウスラボケ写真は!」と再び撮影しに行った事もあります。
あとカメラは持ってても「外観の写真を撮り忘れた」とか。

目的地への移動方法は、公共交通機関だったり車だったりその時々ですが、
方向音痴の割に、車はナビ無し、というワイルドさゆえ、迷子になりがちでした。
当初はメモ帳の最後にざっと手描きの地図を書いて持って行っていたので、
「お前は迷子になりに行っているのか?」状態。
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「朝子さん字がきたなーい」と言われるのを承知で公開。
ほら、ざっと書いてるから!実力出してないから!
ちなみに廿日市駅周辺です。
これは色分けしてあったり、線路を書こうと努力しているので、比較的マシな地図です。
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何だこれ。
左は西区の古江近辺、右は何と江田島です。
これで店に辿り着ける人がいたら私がお目にかかりたい。
今はちゃんと詳細な地図をプリントアウトしてるので迷子は減りました。

こう書き出してみると、トラブルというより一人でジタバタしてる感じですが、
対人関係のトラブルが無いのは幸いでしょうか。
今後もなるべく平穏に地味にモーニングを食べていきたいです。

以上、「モーニング巡りに関するトラブル」でした。

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