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西区楠木町、可部街道の東側、三篠保育園近くにあるカフェです。
以前は、日曜日のみ「Sunday Breakfast」としてモーニングが提供されていましたが、
現在は逆に平日(月・水~金)のみとなっています。
中に入ってみると白を基調とした明るい印象の内装。
そこまで広くはありませんが、天井が高く窮屈さは感じません。
入って正面にある厨房まわりはピシッとお洒落に整って、一枚の絵になりそう。
朝の時間帯は、女性お一人で切り盛りされているようです。
気さくでニコニコ人当たりの良い方です。
「朝食」は、いつもある定番メニューの「自家製厚切りトーストセット」か、
「週替わりスペシャルプレート」の二種類から選ぶ形になっています。
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まずは、定番のトーストのモーニングを…とメニューを見た私を待ち受けていたのは、
スペシャルプレートの「クイックブレッドのチーズバナナタルティーヌ」。
クイックブレッドとは、イースト等で醗酵させない短時間で作れるパンで、
スコーンやコーンブレッド、重曹で膨らませるソーダブレッドなどが代表格でしょうか。
いつも頼めるトーストセットはまた今度にしよう!とホイホイと注文。
シンプルなソーダブレッドにクリームチーズのフロスティングが塗られ、
ラム酒でフランベしたバナナがたっぷり乗ってます。
バナナがとろっとして美味しい。
トマト味のスープは、食感を残した玉ねぎが入ってます。
サラダのドレッシングと、ヨーグルトのソースは手作り感のある味。
豆が挽き立てのコーヒーは香りも良くて美味しいです。
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少し経ち、今度こそトーストモーニングを注文しよう、と再訪。
が、この日のスペシャルプレートは「ウェルシュケーキ」。
ウェルシュケーキとはイギリスの家庭菓子で、大雑把に言うと
「バターを混ぜ込んだ生地を伸ばして鉄板(フライパン)で焼いたお菓子」です。
生地の配合はスコーンに近いのですが、バターが多めなのと、焼き方に特徴があります。
お店の方に「焼き立てですか?」と聞いてみると「焼き立てです!」とのお答え。
うーむ。
焼き立てのウェルシュケーキはまず外で食べられないし…とホイホイと注文。
熱々のうちは生地がしーっとり、少し落ち着いてくるとほろっとした感じも出てきます。
画像はパンケーキに見えなくもないですが、バターなどがたっぷり入ったかなりリッチな味。
香ばしいグラノラがいいアクセントです。
私がトーストモーニングに辿り着ける日は来るのか!
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場所や営業時間などの関係で多少寄りづらい事もあり、ここまで苦節数ヶ月。
トーストセットを頼めないままでは、終わり(?)が見えない!と腹を決めて再訪。
画像が定番の「トーストセット」です。
自家製食パンのトースト、サラダ、ヨーグルト、スープ、日替わりデリ、ドリンクのセット。
この日の日替わりはクスクスとブロッコリーのアンチョビ風味、だったような。
パンは手作り感のある風味と香り。
コーヒーやスープ、ヨーグルトにサラダはどちらのモーニングも共通ですね。
卵料理があると嬉しいかな。

お洒落なお店ですが、暑苦しいお洒落アピールを感じないので居心地が良いです。
以前は夜営業もあったそうですが、現在は17:00までの営業になってます。
お店の駐車場は無いそうです。

※2016年11月をもって閉店されました。

■The dining room(ザ ダイニングルーム)■
広島市西区楠木町3-16-1 ファミーユHANA101 082-230-5110
トーストセット 780円 スペシャルプレート(週替わり) 780円
他、イベント時スペシャル朝食メニューあり 11:00まで(平日のみ)
9:00~11:00(朝食・平日のみ)11:30~17:00(ランチ・カフェ) 定休日 火曜日
(2016年6月現在)