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雑感その19です。

■モーニングのフレンチトースト

フレンチトーストがお好きな方は多いのではないでしょうか。
甘いもの、塩味のもの、色々バリエーションはありますが、
基本的に卵と牛乳を混ぜたアパレイユ(卵液)をパンに染みこませ、
フライパンで焼き上げたものがそう呼ばれます。
プレーンなタイプはもちろん、トッピングやソースで華やかに彩った、
デザートタイプのフレンチトーストもよく見かけるようになりました。
もともと、ヨーロッパでは古くから食べられていた料理のようですが、
「フレンチトースト」の語源は諸説あるようです。

日本でも、レストランはもちろん、家庭の朝食としてもお馴染みですね。
お店のモーニングとして提供される事もありますが、
パンをトーストするだけに比べると手間がかかるため、
「どこのお店でも見かける」とは言いがたいです。
個人的には、「ちょっと豪華な特別な朝食」のイメージのフレンチトースト。
今回の雑感では、モーニングで食べられるお店をまとめてみました。
※お店名のリンクは、当ブログ内記事へのリンクです。

紙屋町「広島アンデルセン」
モーニングフレンチトーストセット 756円
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広島アンデルセンにもフレンチトーストのモーニングがあります。
公式サイトの画像を見た時はバゲットの輪切りかと思っていましたが、
使用されているのは「ロイヤルバンズ」というふんわり系のパン。
大きさも厚みもかなりあります。
アパレイユも8割方染み込んでおり、パンの白い部分はあまり残っていません。
焼き上げたフレンチトーストの上にグラニュー糖を散らせ、
バーナーで炙って焦げ目をつけ、粉糖をまぶしてミントを乗せてあります。
卵の割合が多いのか、中もしっかり火が通って固まってます。
味付けそのものはシンプルで、卵とミルクの風味で勝負といった感じ。
添えてあるのはジャムとシロップです。

落合「Wind of Peace Cafe(ウインドオブピースカフェ)」
フレンチトーストモーニング 700円
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安佐北区のカフェ、色々種類が豊富なモーニングの中の一品です。
厚切りのふんわりしたパンを手早くアパレイユに浸し、
バターで香ばしく焼き上げてメープルシロップが絡めてあります。
染みレベルはほぼ表面のみ、1割程度の染み具合ですが、
パンがとにかく柔らかくふわふわなので、これはこれで美味しいです。
甘さもしっかり目でコーヒーとよく合います。
どちらかと言うとデザートタイプかな。

十日市町「喫茶めくる」
フレンチトーストモーニング 880円
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十日市町にあるほっこり系喫茶のモーニングです。
しっかりした生地の山型のパンに、ラム酒がきいたアパレイユが染みこませてあります。
乗せてあるクリームは、熱さでみるみる溶け落ちて液体に。
シロップはサラッとしたあっさりしたものが添えてあります。
パンの生地が、ナイフとフォークで引っ張ってもぐぐっと抵抗を感じるくらいの
引きの強さで、裂けるチーズを彷彿とさせます。
染み具合は5割程度。
フレンチとトースト自体の甘さは控えめなので、シロップをかけて食べてもいいし、
横のベーコンを乗っけても美味しいです。

八幡東「cafe Pucchino(カフェ プッチーノ)」
フレンチトーストセット 750円
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五日市、駅から少し離れた北側にあるカフェのモーニングです。
5枚切りくらいのパンをアパレイユに浸し、焼き上げてシナモンと粉糖がまぶしてあります。
染み具合は7割位かな?多少パンの白い部分が残ってます。
シロップは添えてありませんが、そのまま食べられる程良い甘さで、
表面にところどころ、カリカリした箇所があるのがアクセントになって美味しい。
シナモンの香りと、生地からはバニラの香りがほんのりします。

福山市「ボギィ」
フレンチトーストモーニング 700円
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福山の、コーヒーとカレーの専門店のモーニングの中の一品。
6枚切りくらいの厚さの大きな山型パンが、さらに一口サイズにカットされています。
染み具合はほぼ10割の染み染み具合。
染み染みですが、べったりした柔らかさでは無く、ふんわり焼けて柔らか。
甘さは控えめなので、添えてあるポーションシロップをかけて丁度良いくらい。
8切れ(9切れ?)と量もたっぷりなので、満足感もあります。

他、当ブログ内のフレンチトーストモーニングへのリンクです。

尾道市「カフェ ロイド」
尾道の喫茶店で出てくる、極厚かりふわフレンチトースト。
トーストのモーニングと価格が同じなのは珍しいです。

緑井「喫茶たけうち」
レトロな喫茶店の、懐かしオカン系フレンチトースト。
デフォルトのモーニングがフレンチトーストなのは今のところこのお店だけです。

フレンチトーストひとつとっても、それぞれタイプが違っていて面白いなぁと思います。
冒頭にも書いた「フレンチトーストが好き」について。
私個人は、フレンチトーストについては好きでも嫌いでもなく「普通」です。
「じゃあ何故まとめた!」と突っ込まれそうですが、
「自分でも好きかどうかよくわからん」からこそ、まとめてみたくなったというか。
今は「なんかフレンチトーストも良いかも…?」という感じでしょうか。
お店でも積極的に注文しないため、ブーム以降お店で見かけるようになった、
「バニラの香りのアパレイユをブリオッシュに染みこませて、フルーツうんたらかんたら」
といった雰囲気のフレンチトーストは食べたことすら無いという。
そもそも普段「アパレイユ」なんて使わんし言わんし。
もう汁でいいじゃん汁でー!

ホットサンドよりメニュー登場率が低い、ある意味貴重なフレンチトーストのモーニング。
今後もチラチラと気にしていきたいと思います。
以上、「モーニングのフレンチトースト」でした。