広島の歴史の長い喫茶店(雑感14)
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■広島の歴史の長い喫茶店
原爆で焼け野原になった関係もあって、古いお店は少ないとも言われる広島。
「古き良き純喫茶」などという言い回しもありますが、
歴史あるお店には新しいお店には出せない独特の雰囲気があります。
果たして、どのくらいの数のお店があるのか?
行ったお店の中から年数ごとにまとめてみました。
お店で「何年目ですか?」と聞いたり、ネットで調べたりした範囲での情報なので、
年数の誤差、未掲載店舗などあるかと思いますが、ご了承下さい。
リストには私が「行ったことあるお店」のみ載せています。
当ブログに記事があるお店については店名からリンクを貼っていますが、
まだ記事にしていないお店は、後日掲載後、リンク修正予定です。
年数は、2015年12月現在のものです。
━35年~40年━
「ジュエリー」
36年■路(東広島市)
37年■ルイーズ(西区)
37年■紫陽花(東区)
37年■てらにし珈琲本店(中区)
37年■屋根裏(佐伯区)
38年■イソップ(三原市)
40年近く■喫茶さえき(中区)
40年近く■カフェレスト花夢(南区)
40年近く■ジュエリー(安佐南区)
40年■浪漫(中区)
40年■ななお(廿日市市)
創業30年前後のお店というのは意外に多いので、35年以上で括ってみました。
地元の人が集う「路」さん、「浪漫」さん、「ななお」さんや、
昔ながらの喫茶店の雰囲気を色濃く残す「紫陽花」さん、「ジュエリー」さんなど。
人気店の「てらにし珈琲本店」さんも創業から37年目に。
「喫茶さえき」さんは、お父さんから息子さんに代替わりしたお店で、
当時のレトロな雰囲気を引き継ぎながら、今の世代に受けそうな食事を提供しています。
━40年~50年━
「純喫茶ポエム」
40年以上■シャンボール(中区)
40年以上■紫苑(中区)
40年以上■銀の匙(南区)
40年以上■活葉(南区)
40年以上■みどり(南区)
40年以上■ ゴールド(呉市)
40年以上■喫茶K(呉市)
40年以上■花茎(福山市)
42年■リバーサイド(中区)
45年■珈琲館チェリー(中区)
45年以上■くさぶえ(廿日市市)
50年近く■G線(中区)
50年近く■純喫茶ポエム(尾道市)
48年■潮(南区)
40年以上となると、
「シャンボール」さんは内装リニューアル、「喫茶K」さんは移転しているので、
お店の雰囲気は比較的新しい感じです。
「純喫茶」ぽさ溢れる「G線」さん、「銀の匙」さん、「純喫茶ポエム」さん、
地道に続けてきて常連さんの多そうな「活葉」さん、「リバーサイド」さんなど。
━50年~60年━
「コロナ」
50年■マロン(中区)
50年■セブン(庄原市)
50年以上■ミサ(南区)
50年以上■窓(呉市)
56年■コロナ(中区)
60年■シャモニーモンブラン(中区)
60年■赤煉瓦(呉市)
60年■メキシコ(尾道市)
創業半世紀となると、話を聞いた時に思わず「50年ですか!」と驚いてしまいます。
「ミサ」さん、「セブン」さんは、母娘で二代に渡ってお店をされています。
「メキシコ」さんや「赤煉瓦」さんは、近隣では一番古いお店なのではないでしょうか。
広島で「古い喫茶店」というと、「シャモニーモンブラン」さんをイメージする人が多いかも。
━60年以上━
「十日市茶房」
60年以上■中村屋(中区)
65年■朝日珈琲サロン(中区)
65年■ナカモト喫茶店(三次市)
69年■十日市茶房(中区)
69年■ルーエぶらじる(中区)
60年以上となるとこちらも思わず「うーむ…」と唸ってしまいます。
「朝日珈琲サロン」さん「ルーエぶらじる」さんは、
移転前、前身のお店時代からの年数を含めています。
「十日市茶房」さんは、多少移動はあったようですが、お店の位置はほぼ同じだとか。
「ナカモト喫茶店」さんは、外観はレトロですが内装はリニューアルしてお洒落な感じに。
「中村屋」さんの雰囲気は、なかなか他にないですね。
まとめていると面白くなってきて、自分のメモやネットを見ながら「ここもか!」と
どんどん増えていった感じです。
「歴史がありそうだけど年数を聞いていない」お店も結構あるので、
きっちり調べていったらさらにリストが増えそうですね。
当ブログに載っているお店なので、呉の「窓」さん以外はモーニングがメニューにあります。
「歴史あるお店でモーニング」という朝もたまにはよろしいのではないでしょうか。
以上、広島の歴史の長い喫茶店についてでした。
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