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雑感その18です。

■コーヒー激戦区となった鳥取

2016年初頭、総務省の家計調査である事柄が判明しました。
「一般家庭が昨年一年間にコーヒー購入に当てた平均額」で、
全国の県庁所在地、政令市系52市で鳥取市がトップになった、というものです。
「スタバは無いけど…」で一躍有名になった「すなば珈琲」をはじめ、
豪コーヒーチェーン店「MuzzBuzz」の日本初のドライブスルー店舗出店など、
鳥取のコーヒー業界が熱い状況になっているのは確かなようです。

また、山陰地方には歴史ある喫茶店が多いという話も耳にします。
米子に行く機会があったので、「米子モーニング」を探しつつ、
米子コーヒー事情についてお店の人に聞いてみることにしました。

■アパートメント喫茶■
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米子の駅前から北西に抜ける大通り、28号線の一本裏通り側にある喫茶店です。
喫茶店というよりは、カフェのようでもあり。
外装も内装も緑が基調で、お洒落はお洒落なのですが、
「オシャレっぷりご覧ください!」な押し付けがましさが無いので、ゆっくりできそうです。
若い女性お一人で切り盛りされているようです。
入り口入ってすぐ、カウンター席とキッチン、奥にテーブル席、という配置になってます。
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モーニングは三種類あり、トースト二種、自家製グラノーラのラインナップ。
画像はバタートーストモーニングのマーマレード乗せ(イチゴも選択可能)。
3.5枚切りくらいの厚さのトーストは、外側サクサク中ふんわりで美味しいです。
サラダのドレッシングもすっきりした自家製味。
卵はクレイジーソルトのような、スパイスとにんにくの風味がしました。
コーヒーはハンドドリップで、豆がたっぷり使われた感じで美味しい。

お店の方に「最近は鳥取、コーヒーが盛り上がってるんですよね?」と
話をしてみたところ、「あ~」と頷きつつほんの少し苦笑い。
米子も、少し前に古いお店が相次いでお店を閉めたりで、
一旦盛り下がった感があったものの、また最近は復活の気配を感じているとか。
「いい雰囲気の喫茶店も多いですよ」と、地元誌なども見せて頂きました。
山陰モーニング特集が載っている号もあったので、それをめくりつつ、
広島のモーニングには味噌汁がつくネタを振ってみましたが、
お店の方「名古屋なんかもドリンク代だけで色々ついてくるんですよね~」
いや!名古屋じゃ!名古屋じゃなくて!

鳥取県米子市明治町208-2 七福ビル1F 0859-21-0750
バタートーストモーニング 500円 キャラメルナッツトースト 600円
自家製グラノーラモーニング 620円 11:00まで
7:30~19:00 定休日 日曜日

■洋燈(らんぷ)■
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元「やよい百貨店」の建物がある裏側、出雲街道沿いにある喫茶店です。
創業昭和43年、50年近い歴史を誇る老舗。
パッと見、営業中かどうか解りにくいのですが、入り口が開け放たれ、
「営業中」の小さな札が下げられているので入ってみることに。
店内は意外に小じんまりした感じで、カウンター席とテーブル席があり、
ご年配のマスターがお一人で忙しく動き回っています。
厨房左に、喫茶店でよく見かけるガラスケースの冷蔵庫があったのですが、
中にはゴロゴロみっちり、大量に大きなメロンが入っており目を引きます。
品種的にはハネージュメロンかな?
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モーニングは何と14種類。
メニューを見て固まるあたくし。
どれが、いわゆる「トースト&サラダ&卵」かわからーん!
Gの「タマゴ トースト サラダ」かな?と思いつつ聞いてみたら、
マスター「それはつぶした卵が載ったトーストだよ」
つまり「タマゴ・トースト・サラダ」じゃなくて「タマゴトースト・サラダ」でした。
よく見ると、「ドッグ」や「サンド」は別として、「トースト」とつくものは
トーストの上に何が乗るかが違いのようです。
Cは「サラダロールパン」ではなく「サラダ・ロールパンorトースト」で、
こちらのモーニングで「トースト」を選択すると、スタンダードなモーニングになるとか。
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Cモーニングでトーストを選択したものが、画像の通り。
左のお皿が「サラダ」です。
メロンはサラダに入りますか?の質問が頭をよぎる、天晴れな盛りまくりっぷり。
キャベツは勿論、大根、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、きゅうり、コーン……。
ポテトサラダも手作りで、全体的に甘めの味付けがほっとする感じ。
トーストも、ほんのり甘い風味の良いパンがこんがり焼かれてて美味しいです。
コーヒーはしっかり味。

入り口のドアの表示は開店時間が7:30からになっていますが、
店頭の「モーニングタイム」の案内は7:00から。
ところが、マスターから見せて頂いた地元紙の店舗情報では開店が5:30に。
どれが正しいのか?と思いつつ聞いてみると、
マスター「朝は4:45くらいからやってるよ!」
私「よじー!(←さすがに驚いた)」
この近辺に市場でもあるのか!いや無いし!
これでほぼ無休というのですから、スパークしすぎなマスターを応援せざるをえません。
とりあえず、地元誌に載ってた「5:30開店」という事でメモりました。

鳥取県米子市冨士見町2-110 0859-32-3870
A ロースハムドッグ550円 B チーズトースト 550円
C サラダ、ロールパンorトースト 550円 D トースト 500円 他 11:00まで
5:30~19:30 無休(元日休み)

■珈琲屋 せつ■
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米子高島屋、すぐ横にある珈琲専門店です。
創業から42年になるという歴史あるお店です。
通りからほんの少し奥まった位置にあり、
落ち着いた色合いの窓枠から店内の明かりが漏れています。
入ってすぐ、少し低めの位置に飾られたカップが目に入ります。
穏やかな雰囲気のマスターとママさんが迎えてくれました。
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面白いのがテーブルで、焙煎した豆でお店の名前が描かれています。
また、テーブルの上には砂糖とは別に、カラフルな金平糖が詰まったビンが。
コーヒーを飲みつつ金平糖をつまむ、というのも楽しいですね。
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「以前はやっていなかった」というモーニングがこちら。
普通のロールパンの倍くらいはありそうな大きなロールパンは、
中まで熱々ふかふかに温められており、風味が良くて美味しいです。
卵は、目玉焼きというか、コーンの卵とじのような感じ。
ウインナーが添えられてます。
サラダはシンプルにオーロラソースがかけられたもの。
サイフォン抽出のコーヒーは、コクがあってまろやかで、
ノドにくっと来る感じがあって美味しいです。

こちらのお店、珈琲豆は自家焙煎だそう。
お店の外はもちろん、中のメニューにも「自家焙煎」表記が無いので、
話を聞くまで気付きませんでした。
自家焙煎のお店は大抵どこも「自 家 焙 煎(バーン)」というアピールがあるので、
この奥ゆかしい感じは新鮮ですね。
「前はこのあたりにも自家焙煎の珈琲屋さん、結構あったのよ」と、ママさん。
米子の他のお店のモーニングついて聞いてみたところ、
「あまり他のお店の事は知らないの、ウフフ」との事でした。
さりげなく、広島のモーニングには味噌汁がつくネタを振ってみると、
「名古屋なんかも面白いモーニングが多いって言うわねえ~」
だから!名古屋じゃ!名古屋じゃなくて!

鳥取県米子市角盤町1-59 0859-32-6090
モーニング 620円 11:00まで
8:30~18:00 定休日 水曜日(祝日の場合営業)

当初の予定の「コーヒー&モーニング事情調査」からはかなり外れて、
いい感じのモーニング食べましたエヘ!で終了した感のある米子行脚。
ちなみに、米子に味噌汁つきのモーニングを出すお店があるのですが、
電話してみたら、店舗内工事中で臨時休業中でした。無念。

また機会があれば「県外モーニング&その土地のモーニング事情調査」を
やってみたいですね。
以上、「県外モーニング 米子編」でした。